身長比較ツールの仕組み
人を追加すると、その人の実際の身長の高さで人型がチャートに現れます。高さは、そのときチャートが使っている縮尺に従います。二人目を足すと両方がまとめて描き直され、二つの人型は身長の比とまったく同じ比で並びます。さらに十八人足しても、この性質は変わりません。チャートが横に広がってスクロールするだけで、場所を空けるために誰かを潰したりはしません。
操作するものは左側にまとまっています。名前は必須です。名前のない人型が並んだチャートは、ただの謎解きになってしまいます。男性型か女性型かは形を変えるだけで、高さには一切影響しません。身長はcmでもフィート・インチでも、ふだん考えている単位で構いません。色は、十人並んだときに目的の人をすぐ見つけるためのものです。追加した人はあとから編集も削除もでき、チャート・目盛り・一覧・身長差はすべてその場で追従します。
どこにも送信していません。ツール全体がブラウザ内で動くJavaScriptなので、ページを開いたあとに通信が切れてもそのまま使えます。
二人の身長を比べる手順
いちばん多い「二人ぶん、知りたいことは一つ」という場合は、「よく比べる組み合わせ」から選ぶか、二人を自分で追加してください。チャートにちょうど二人いるとき、下に身長差のパネルが出て、両方の単位での差と、どちらが高いかが表示されます。文は入力した順ではなく身長の値から組み立てられるので、低いほうを先に入れても文章が逆さまになることはありません。
計算例を一つ。6フィートは6 × 30.48 = 182.88cm、5フィート8インチは5 × 30.48 + 8 × 2.54 = 172.72cmです。差は182.88 − 172.72 = 10.16cm、つまりちょうど4インチになります。高さ420ピクセル・目盛り200cmのチャートでは、一人目が384ピクセル、二人目が363ピクセルで描かれます。この21ピクセルの違いは、「4インチ」という言葉を頭の中で想像するよりずっと判断しやすいはずです。
三人以上になるとこのパネルは消えます。「どちらが高い」の答えが一つに定まらなくなるからです。代わりにチャートの下の一覧表が、全員の身長を両方の単位で載せます。これはスクリーンリーダーが読み上げる版でもあり、印刷しても残る版でもあります。
フィート・インチとセンチメートルの換算
このページが拠って立つ二つの換算は、測定値ではなく定義です。だから両方向とも正確です。国際インチは1959年からきっかり2.54cm、フィートはその12倍でちょうど30.48cmと決まっています。
式はそのままです。cm = フィート × 30.48 + インチ × 2.54。逆向きは、2.54で割って総インチにし、12で割って整数部分のフィートを取り出し、残りがインチです。
気をつけるところは丸めの一点だけです。182.5cmは5フィート11.85インチで、いちばん近いインチに丸めると6フィート0インチにならなければいけません。5フィート12インチという表示は誤りです。このツールは繰り上がりを自分で処理するので、その表示が出ることはありません。
よく入力される値を並べておきます。5フィート0インチは152.4cm、5フィート4インチは162.56cm、5フィート7インチは170.18cm、5フィート10インチは177.8cm、6フィート0インチは182.88cm、6フィート1インチは185.42cmです。逆向きなら、160cmは5フィート3インチ、165cmは5フィート5インチ、170cmは5フィート7インチ、175cmは5フィート9インチ、180cmは5フィート11インチ、190cmは6フィート3インチになります。
どちらで入力しても身長はcmで保持され、表示するときだけ換算されます。これは見た目以上に大事です。「5と10」という形で保持して描き直すたびに換算していたら丸め誤差が積み上がり、177.8cmと入力した値がいつのまにか178になってしまいます。
身長差は実際どのくらいに見えるか
言葉で示された差を思い浮かべるのは、たいていの人にとって得意なことではありません。このページが文字ではなく絵にしているのはそのためです。目安をいくつか挙げておきます。
2.5cm(1インチ)は、離れて立っていればほぼ分からず、背中合わせに立てばはっきり分かります。5cmは厚底の靴一足ぶんくらいです。10cmは写真ではっきり段差に見え、片方の目の高さがもう片方の眉のあたりに来ます。15cmになると、低いほうは会話中に見上げる形になります。30cm、つまりおよそ1フィートは、平均的な大人と10歳の子どもの差です。
チャートはこれを説明するのではなく、見せます。大人二人のあいだの15cmは控えめに見えますが、90cmの幼児と105cmの子どものあいだの15cmは全身の六分の一にあたり、とても大きく見えます。どちらの見え方も正しく、その違いこそ比率どおりの絵が示せるもので、数字の並びには示せないものです。
画面上の高さの計算方法
チャートの縮尺は一つだけで、どの人型が何ピクセルで描かれるかはそれだけが決めます。縮尺はチャートの描画高さ(ピクセル)を目盛りの上限(cm)で割ったもの、人型の高さはその人の身長に縮尺を掛けたものです。
目盛りの上限は、いちばん高い人の身長を10cm単位で切り上げ、頭が天井につかないよう約6%の余白を足して決めます。下限は200cmで、子どもだけのチャートでも身長計らしく見えるようにしてあります。より高い人を追加すると上限が上がり、縮尺が下がり、全員がまとめて描き直されます。絵が引きになるだけで、比率は動きません。
例を出します。いちばん高い人が190cmなら目盛りは210cmまで伸び、チャートが420ピクセルなら縮尺は1cmあたり2ピクセルです。190cmは380ピクセル、180cmは360ピクセル、150cmは300ピクセルになります。180 ÷ 150 = 1.2、360 ÷ 300 = 1.2。画面上の比が現実の比と一致していて、これがこのページのすべてです。
実際のブラウザでこの主張が崩れないのは、二つの理由からです。一つは、人型を縦横とも同じ数値で拡大していること。だから高い人は幅も比例して大きくなります。縦だけ引き伸ばして枠に合わせるのがいちばん簡単なやり方で、それは嘘になります。もう一つは、どの人型も頭ではなく足から位置を決めていること。チャートの高さから自分の高さを引いた分だけ下げて置くので、身長がいくつであっても足裏は1ピクセルの狂いもなく同じ線に乗ります。
この二つは目視ではなく、プロジェクトの自動テストがチャートの大きさと身長の組み合わせを総当たりで検証しています。「だいたい合っているように見える」は検証ではないからです。
人型が示すもの、示さないもの
人型は、頭が身長のおよそ7.5分の1という一般的な画法の比率で描かれた、特徴のないシルエットです。男性型と女性型は肩・ウエスト・腰の幅が違います。ベクター図形なのでどんな大きさでも輪郭がぼけず、読み込みの負担もほとんどありません。
ただしこれは身体ではありません。同じ身長でも脚と胴の比率、体格、姿勢は人によって大きく違いますが、チャートはそのどれも知りません。
性別の選択はあくまで描き方の選択で、高さには一切影響しません。170cmの人を片方のシルエットからもう片方に切り替えても、描かれる高さはまったく同じです。目盛りと見比べれば確認できます。
共有リンクと画像の保存
共有ボタンは、比較の中身——名前、身長、性別、色——をアドレスの中に入れたリンクを作ります。アカウントもデータベースも要らず、どこで開いても同じチャートが再現されます。
リンクを開いたとき、値はすべて検証し直されます。チャットアプリで途中が切れたリンクや、手で書き換えられたリンクは、おかしな動きをする代わりに空のチャートとして開きます。
保存ボタンはチャートをPNGにします。人型、名前、身長、目盛り、床の線が、すっきりした背景の上に収まります。画面に出ているのと同じ描画から作るので、ファイルの中の比率は画面上の比率とまったく同じです。
このページができないこと
このページが比べるのは、あなたが入力した身長です。写真から身長を推定することも、子どもの将来の身長を予測することも、特定の誰かが何cmかを知ることもできません。比較の質は入っている二つの測定値の質どまりで、自己申告の身長はたいてい数cm大きめです。答えが重要なら、靴を脱ぎ、かかとをそろえ、壁に背をつけてまっすぐ立って測ってください。
身長は一定でもありません。ほとんどの人は夜より朝のほうが高く、その差は最大で2cmほどあります。日中に椎間板が圧縮されるためです。これはこのページで見たくなる差の多くより大きい値なので、1cmの差を確定したものとして扱う前に知っておく価値があります。